受賞でもこれほど厳しいの?

内容は、堅苦しいものじゃなく、ぶっちゃけ一言で言っちゃうと「オタク」な女性の生態が描かれています。

時にはマンガや小説を語る。しかも内容が『北斗の拳』や、BL小説、集英社コバルト文庫であったり。またある時は、宝塚や歌舞伎にハマったり。

友人や家族との、どうでもいい話。お金が無く、アルバイトを探すエピソードまである。正直、直木賞作家が「アルバイトを探してる」と、書いちゃって良いの?と思った。

逆に言えば、あれほど立派な賞取ろうが、作家生活はそんなもん??いくら何でも、ぶっちゃけすぎだろ。

直木賞作家だし、有名研究者の娘だから、堅苦しく気難しそうなイメージあったけど「マンガ大好き!」と言っちゃう、至って普通の人(?)で、とっても親近感がわきました。